一人暮らしなどで賃貸物件へ引っ越す際、寝室に置くベッドをどうするかは悩みどころのひとつです。
予算をできるだけ抑えつつ、空間も広く見せたいと考えている方にはフロアベッドがおすすめです。
今回は、そんな賃貸物件でフロアベッドを設置するメリットやデメリットについてくわしくご紹介します。
賃貸物件でフロアベッドを設置するメリット
フロアベッドを設置するメリットは大きく分けて3つあります。
1つ目は予算が抑えられることです。
フロアベッドは直接床に置いたようなタイプのベッドで、ベッドの高さを出す脚の部分などがありません。
他のベッドに比べて部品数が少ないため低価格のものが多く、なかには1万円以下の商品も存在します。
「予算を抑えたいが、布団ではなくベッドがほしい」という方にはおすすめです。
2つ目は空間を広く見せられる点です。
1Kや1DKなど比較的小さい部屋の場合、背の高い家具を置くと圧迫感が出て部屋が狭く感じやすくなります。
その点フロアベッドは脚部分がなく高さも低いため、圧迫感なく設置できます。
3つ目はベッドから落ちても怪我の心配がないことです。
他のベッドに比べて高さがないため、万が一寝ている最中にベッドから落ちてしまっても怪我のリスクを軽減できます。
寝相が悪く、ベッドから落ちたことがあるという方は、フロアベッドにしたほうが安心でしょう。
賃貸物件でフロアベッドを設置するデメリット
次にフロアベッドを設置するデメリットについて3つご紹介します。
1つ目は湿気が溜まりやすく、カビが発生しやすいことです。
脚付きのベッドは床との間の空間で湿気が逃げますが、その部分がないフロアベッドは湿気が溜まりやすい構造です。
人は冬でも寝汗をかくため、マットレスに溜まった湿気がカビの原因となる可能性があります。
マットレスを立てるなどして湿気を逃がしたり、すのこをひいて湿気を逃したりなど対策が必要です。
2つ目は収納スペースがないことです。
脚付きのベッドの場合はベッド下に何かしらの収納ができますが、フロアベッドはその空間がないため収納できません。
荷物が多いという方や、収納スペースが少ない賃貸に住んでいる方にとってはデメリットと言えます。
3つ目は床が傷つく可能性があることです。
フロアベッドは床とほぼ全面が設置するため、床に傷が付く可能性が高くなります。
特に賃貸だと、床の傷は退去の際に補修を要求されるなど不利になります。
床が傷つかないよう、クッション材を貼ったり、コルクマットを敷いたりするなどの対策が必要です。
まとめ
予算も抑えられて、空間も広く見せられるフロアベッドは賃貸物件にお住まいの方にはおすすめの家具です。
湿気対策や床が傷つかないような対策は必要ですが、その分メリットも大きいのではないでしょうか。
ベッド購入をお考え中の方は、ぜひ一度フロアベッドを検討してみてください。
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