トイレや洗面台が一緒になったユニットバスの賃貸住宅などで、「すのこ」を活用されている方は多くいらっしゃいます。
そこで今回は、すのこを清潔に保ち、より快適なバスタイムを過ごしていただくため、カビを予防するポイントや発生時の対策法をご紹介します。
カビの発生を未然に防ぐ!風呂場で使う「すのこ」の賢い選び方とカビ予防法
衛生的に使っていても、気が付いたら風呂場にカビが発生していることがありますよね。
カビは、湿度、養分、温度、空気がそろうと発生しますが、風呂場はこの4つの条件がそろってしまいやすい環境なのです。
とくにすのこに生える黒いカビは、気温が20度以上の季節なら、3日から1週間ほどで発生します。
一度カビの生えたすのこは、その後も発生しやすくなります。
そのため、カビの発生を未然に防ぐよう、まずは素材選びからこだわるのが有用です。
おすすめはヒバやヒノキのほか、クリやスギです。
木材の中心に近く、色の濃い「心材」を使ったものであれば、なおよいでしょう。
腐りやすいモミやスプルース、ベイツガなどが素材のものは避けます。
購入後は予防法として、表面は防水剤を吹き付けるか、固形ワックスをすりこんで、防水性を高めておきます。
また、裏側や木口面には油性の防腐剤を塗布しておくとよいですよ。
風呂場で使う「すのこ」にカビが発生したらどうする!?簡単な対策法を紹介
発生してしまった場合の対策法として、木製すのこのカビの落とし方を見ていきましょう。
まず、アルコール除菌スプレーとティッシュを用意し、手にはゴム手袋を装着し、マスクも付けておきます。
次に、アルコール除菌スプレーをしみこませたティッシュで、カビの生えた場所をふいていきます。
ティッシュは使いまわさず、新しいティッシュを使用しながら、すのこを敷いていた周りもふき取っていくのがポイントです。
風呂場のなかで、菌が広がるのを予防します。
ふき取った後は、風呂場から風通しのよい屋外に出して、乾燥させます。
屋外に出せないときなどは、扇風機も有用です。
プラスチック製の場合は、マスクとゴム手袋を装着後、酢1に対して水2を入れたスプレーを用意。
カビが生えてしまった場所にスプレーして、その上に重曹を振りかけ、数時間放置します。
その後、スポンジなどでこすって、しっかりと水で洗い流し、乾燥させれば完了です。
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まとめ
風呂場で活躍する「すのこ」を衛生的に使う予防法と対策法をご紹介しました。
木製、プラスチック製いずれの場合も、とくにおすすめは使用後に乾燥させることです。
賃貸住宅では、ベランダなどで風にあてておけば、手軽に清潔を維持できますね。
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