賃貸物件に住んでいると「こんなときはどうすればいいんだろう?」と考えさせられる場面に遭遇します。
築年数が経過すると、ドアクローザーの油漏れが発生する場合があります。
今回は開き戸に付いている、ドアクローザーの油漏れの原因や対処法についてご紹介していきたいと思います。
賃貸物件あるある?ドアクローザーから油漏れする原因とは
原因を解説する前に、まずはドアクローザーとは何かをご説明致します。
ドアクローザーとは、玄関などの開き戸の壁との設置部分に付いている、金属製の部品になります。
この部品があるおかげで少し開いただけの扉は勝手に締まりますし、閉まる際の速度もゆっくりになるのです。
しかし、ドアクローザーは設置から年数が経つと、油漏れを起こすことがあります。
油漏れが発生すると、ドアがゆっくりと閉まりません。
指を挟んだり、ドアが思ったように動かずお子さんが転倒したりするなど思わぬ怪我のもととなってしまうのです。
ドアクローザーから油漏れする原因は、寿命です。
ホームセンターはもちろん、ネット通販でもドアクローザーの細かい部品は売っていません。
つまり、ドアクローザーが油漏れした場合、修理は不可能でドアクローザーごと変える必要があるのです。
賃貸物件のドアクローザーを綺麗に!油漏れの対処法とは?
ドアクローザーが油漏れしてしまったら、交換するしかありません。
業者が到着するまで滴る油をそのまま放置しておくのは、賢明な判断ではないでしょう。
ドアクローザーの油漏れによる汚れは単なる油汚れなので、台所用洗剤(中性洗剤)を用意します。
故障したドアクローザーが装着されたドアの材質が金属製や樹脂製であるならば、薄めた中性洗剤を雑巾などにふくみ、ひたすら拭きあげましょう。
固まってしまった油をこそげ落とせるようなアイテム(スクレーパーなど)があると便利でしょう。
中性洗剤を薄める際に、少しだけ水を温めて使うとより効果的です。
油は熱でやわらかくなるため、少しでも油が溶けやすくなります。
木製のドアには、木材専用の中性洗剤を使いましょう。
専用洗剤であれば、木製のドアを傷めることなく、綺麗に仕上げることが可能です。
まとめ
賃貸物件のドアクローザーが油漏れを起こす原因と、油が漏れ出たせいでドアが汚れてしまった際の対処法を解説しました。
ドアクローザーの油漏れは、経年劣化によるものです。
ドアクローザー本体はホームセンターなどでも購入できますが、修理に際し費用もかかるので、まずは大家さんや管理会社に連絡をいれましょう。
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