現在賃貸物件を探している方は、この先も安心で安全な生活が暮らせることが大前提です。
そんな暮らしのために、各賃貸物件には消防点検という義務が課せられており、定期的にしかるべき対応をしなければなりません。
今回は消防点検についてどんな種類があるのか、またどのような義務なのかをご紹介していきます。
賃貸物件における消防設備点検の種類
確認していく事項の中に、いくつか種類があります。
それぞれ目的が違うので個別にご紹介します。
安全に機器が作動しているかを確認
機器点検と言って、賃貸物件内の消防設備が正常に稼働しているかを確認します。
消火器や非常ベル、スプリンクラーなど有事の際に動かなければまったく意味がありません。
定期的に確認しておくことで、より精度の高い設備になります。
万一不具合などを見かけた場合は、速やかに管理者に報告しましょう。
立ち合いが必要になる総合点検
消防設備の安全な運用は、消防法で定められています。
賃貸物件の設備はもちろん、室内の設備も正常かどうかを確認しなければなりません。
そのため、住民立会いのもと室内の避難はしごや自動火災報知設備を点検します。
主に平日に行われるため、スケジュールの調整が必要ですが事前にお知らせが入るので必ず立ち会いましょう。
賃貸物件における消防設備点検の義務
つぎは、消防設備点検とはどういった義務なのかをご紹介します。
刑事責任を問われかねないほど重要
物件を安全に保つために必要不可欠です。
万一火災が起きて死者が出た場合、消防点検を受けていないと刑事責任に問われることが有ります。
これは物件の設備だけでなく、室内の消防設備に不備があった際も同じことなので、入室拒否をしないようにしましょう。
物件の設備は貸主、室内は入居者
それぞれに管理責任のある対象者が違います。
物件内の設備は主に貸主の責任で管理しなければなりませんが、室内の設備については入居者自身で管理します。
避難はしごの周りに物を置いてしまったり、検知器の故障を報告しなかったりすると契約違反ととられる場合があります。
今一度自分の部屋を見渡して、不備がないかをチェックしてください。
万一あった場合には速やかに管理会社に報告しましょう。
まとめ
消防点検は消防法で定められた重要なものです。
もちろん点検の拒否はできませんので、事前に通知が来たら必ずスケジュールを合わせて対応するようにしてください。
また、設備付近をきれいに保ち、いつでも正常に稼働できるように日頃から管理することも大切です。
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