一人暮らし向け賃貸物件の場合、バスルームとトイレが別々になっている「バストイレ別」と、両者が同じ空間にある「ユニットバス」があり、バストイレ別を希望する方が多いです。
確かにバストイレ別には色々なメリットがありますが、ユニットバスタイプにもメリットがありますよ。
今回は、バスルーム・トイレが別々のタイプと一緒のタイプ、それぞれのメリットとデメリットについてご紹介します。
一人暮らしする前の豆知識 ユニットバス=バスルームとトイレが一緒ではない!?
バストイレ別とユニットバスのメリット・デメリットをご紹介する前に、一つ豆知識をご紹介します。
それは、「ユニットバス=バスルームとトイレが一緒になっている」という意味ではないということです。
ユニットバスとは、本来「工場で作られた壁・天井・床・浴槽を、現地に搬入してから組み立てるバスルーム」を意味するもので、そこに必ずトイレが付いているわけではありません。
ただ、一般的には「ユニットバス=バスルームとトイレが一緒になっている」と広く認識されているため、豆知識として覚えておくと良いでしょう。
一人暮らしにおすすめ!バスルームとトイレが別タイプのメリットとデメリット
続いて、バストイレ別の賃貸物件のメリットとデメリットをご紹介します。
メリット
・トイレが濡れる心配がなく、ゆっくりバスタイムを楽しめる
・トイレのにおいが気にならない
・友人や恋人が泊まりに来た時、お互いに気遣わなくてすむ
デメリット
・バスルームとトイレのスペースが別になっている分、コストがかかり家賃が高くなる
・掃除の範囲が広くなるため、掃除が苦手な方は面倒に思う可能性がある
・バスルームとトイレそれぞれのスペースを確保する分、寝室など他のスペースが狭くなる
以上の点から、バストイレ別の賃貸物件は、多少家賃が高くなったり寝室などのスペースが狭くなったりしても、お風呂の時間を重視する方に向いていると言えるでしょう。
一人暮らしにおすすめ!バスルーム・トイレが一緒のメリットとデメリット
今度は、ユニットバスタイプの物件のメリットとデメリットをご紹介します。
メリット
・バスルームとトイレを同じ空間にまとめるため、コストが節約できて家賃が安く設定されている
・お風呂に入るついでに、シャワーでトイレを洗い流して掃除できる
・バスルームとトイレのスペースが集約されている分、寝室など他のスペースが広くなる
デメリット
・トイレとバスルームが一緒だと洗い場がないため、体が洗いにくい
・ユニットバスは浴槽にお湯をためにくい(体を洗ってからでないとお湯がためられず、時間をロスしてしまう)
・友人や恋人が泊まりに来た時、トイレやお風呂に入るタイミングでお互いに気を遣う
ユニットバスはやはり狭さが難点ですが、その分家賃が安くなったり、掃除の手間が最小限で済んだりする良さがあります。
まとめ
バストイレ別とユニットバスのメリット・デメリットをご紹介しましたが、どちらが良いのかは人次第です。
一人暮らしするためのお部屋探しで、バストイレ別かユニットバスかで悩んだら、何を優先したいのか、どちらの方がより快適に暮らせそうか考えて決めると良いでしょう。
一人暮らしをする際は、ぜひ参考にしてみてください。
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