初めての大家業では、不安や疑問はつきものです。
大家業は物件の購入で終わるわけではなく、継続して収入を得るために管理を続けなくてはなりません。
そこで今回は初めての大家業をご検討中の方に向けて、賃貸借契約までの流れと管理委託・自主管理の方法について解説します。
初めての大家業で知りたい!賃貸借契約までの流れとは
入居者の募集にあたり、まずは家賃や契約条件などの設定が必要です。
入居者に対する条件のほか、仲介を依頼する不動産会社への報酬も決めなくてはなりません。
家賃や契約条件は、物件の広さや設備、周辺環境などを図面や現地調査で確認したのち設定します。
募集の開始後、入居希望者が現れたら不動産会社から連絡が入ります。
その際、家賃や契約期間、ペットの交渉などがあれば、できるだけ早く回答することが大切です。
入居申込書が送られてきたら、入居審査をおこないます。
借主・入居者の身元の確認や勤務先への在籍照会、連帯保証人の意思確認が必要です。
入居申込書に記載された契約予定日などの条件も、しっかりと確認しておきましょう。
入居審査後は、賃貸借契約書を取り交わします。
入居希望者が記入した賃貸借契約書と初期費用を受け取ったら、契約書に署名をし、初期費用の領収書を作成しましょう。
空室が埋まるまでは賃貸借契約までの一連の流れを繰り返しつつ、入居者や建物の管理業務も同時におこないます。
初めての大家業で管理委託をする場合
管理委託とは、管理会社に手数料を支払い物件の管理を委託することです。
入居者の募集や契約、家賃の入金管理や滞納の督促、クレーム対応や退去時の立会いなど、さまざまな管理業務を委託できます。
そのため、自宅から遠くにある不動産であっても委託ができ、メリットを感じられます。
一方で管理手数料として、賃料の5%(相場)前後を支払う必要があり利益が少なくなるデメリットもあります。
初めての大家業で自主管理をする場合
自主管理とは、管理業務を管理会社に委託せずに、すべて自分でおこなうことです。
管理手数料を委託業者に支払う必要がないので、費用を節約できるメリットがあります。
しかし、管理業務は多岐にわたるため、自主管理では時間や手間がかかります。
管理業務に対する知識や経験が乏しい場合には、管理が行き届かずに入居者が不満を抱きやすくなるでしょう。
自主管理をきちんとおこなうには、やるべき業務の内容と範囲を明確にして「部分管理」から始めるのがおすすめです。
自分では難しい部分だけを管理会社に依頼することで、時間をかけて業務を理解することができます。
ただし、部分管理をおこなっていない管理会社もあるので必ず確認をしてから業者を選びましょう。
まとめ
管理業務を管理会社に委託する管理委託は、手数料はかかりますが多くの業務を委託できるのがメリットです。
一方、自主管理とは管理業務を自分ですべておこなうことを指し、手間と時間がかかるうえ、ノウハウがない場合は入居者が不満を抱きやすくなります。
初めての大家業では、管理委託をすると安心して賃貸経営ができるでしょう。
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株式会社横濱長者町不動産 スタッフブログ編集部
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