賃貸物件へのお引っ越しを考えた時、契約時に発生する初期費用は非常に大きな出費になりますよね。
しかしその内訳には聞きなれない不動産用語が含まれていることが多く、「何のためのお金なのかよく分からない……」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、賃貸へのお引っ越しの初期費用の内訳や、目安などをご紹介します。
賃貸の初期費用① 費用の内訳
<敷金>
敷金とは、借主が契約時に貸主に預けておく保証金のことで、家賃の1~2ヶ月分が目安です。
借主が退去する際の原状回復費に使われることが多く、家賃の滞納時に使用されることもあります。
家賃の滞納がない場合は、退去時に原状回復費用を差し引いた金額が払い戻されます。
<礼金>
退去時に戻って来ることの多い敷金とは違い、礼金とはお部屋を貸してくれる大家さんに、お礼の意味合いを込めて支払うお金のことです。
お礼として支払うので借主に戻って来ることはなく、目安としては家賃の1ヶ月分程度となります。
<仲介手数料>
仲介手数料とは、賃貸取引で貸主と借主の間に入って業務を進めてくれる仲介業者に支払う事務手数料のことです。
契約が成立した際の成功報酬として支払い、その上限は家賃の1ヶ月分と決められています。
<前家賃>
賃貸の場合、基本的に家賃は前払いとなるので、引っ越し時にはあらかじめ家賃を支払う必要があります。
主に入居した日から月末までの日割り家賃と翌月の家賃を、初期費用として一緒に請求されます。
<火災保険料>
賃貸に入居する際には、火災保険に加入することが必須条件です。
そのため初期費用にも火災保険料が含まれており、1.5円~2万円が目安といえるでしょう。
<その他>
賃貸へ引っ越しをする際の初期費用には、保証会社を利用する際の保証料や鍵の交換費用なども含まれます。
賃貸の初期費用② 金額の目安
賃貸へ引っ越しをする際の初期費用の大まかな目安は、家賃の4~5ヶ月分程度だといわれています。
例として、家賃が5万円の場合は初期費用が約20~25万円前後かかる計算となり、そこにプラスして引っ越し代金や新生活を始める費用が発生することになるのです。
しかし最近では、敷金や礼金を抑えたお部屋などもあるので、初期費用を抑えたい方は仲介業者に相談してみることをおすすめします。
まとめ
いかがでしょうか。
賃貸の初期費用の内訳や目安をご紹介しましたが、選ぶ物件によっては金額も大きく変わります。
引っ越しの際は発生する初期費用をしっかりと理解し、無理のない資金計画を立ててくださいね。
私たち株式会社横濱長者町不動産では、初期費用を抑えることのできる賃貸物件を多数取り扱っております。
お引越しの際はぜひ、当社までお気軽にお問い合わせください。