マイホーム購入後のリノベーションで改修できる設備のひとつが、クローゼットです。
改修に成功すれば使い心地が向上しますが、設備の種類や注意点などは押さえておかないと、想像と異なる仕上がりになりかねません。
そこで今回は、事前に押さえたいクローゼットの種類のほか、工事にあたっての注意点や費用も解説します。
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リノベーション前に押さえたいクローゼットの種類
クローゼットのなかでも一般的なのは、個室や廊下に設けられる壁面クローゼットです。
壁面クローゼットはコンパクトな種類で、設置に広いスペースが必要ない一方、内部の床面積は小さめです。
次に、ウォークインクローゼットは、ひとつの小部屋を丸ごと収納設備として使う種類にあたります。
内部の広さから収納力が高く、家族全員分の衣類などが入る一方、収納に使えないデッドスペースが内部に生じやすい一面もあります。
ウォークスルークローゼットは、出入り口が2つあり、部屋間の移動の途中で収納や着替えを済ませられる種類です。
通路を有効活用できる点が魅力的ですが、室内の動線を考慮していないと使いにくい場合があります。
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クローゼットのリノベーションにおける注意点
クローゼットには一般的に窓がないため、内部に湿気がこもりやすく、設置位置によっては結露が生じる場合もあります。
施工時に湿気や結露などの対策を講じていないと、内部でカビが発生するおそれがあるため注意が必要です。
また、クローゼットの新設や拡張にあたって奥行きを多めに確保するのは、あまりおすすめできません。
奥行きが過剰なクローゼットは、収納物の出し入れがかえって難しくなります。
それだけデッドスペースが生じやすくなるため、奥行きは適度な水準に留めましょう。
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クローゼットのリノベーションにかかる費用
リノベーションの費用は工事の内容次第で、扉を交換するだけなら約8万円~12万円が相場です。
交換工事にあわせて折れ戸を引き戸に変更するなど、扉自体の種類も変えられます。
次に、クローゼットの内部にハンガーパイプを設置する工事なら、1か所あたり約2万円~4万円が相場です。
ハンガーパイプは壁や天井にしっかりと固定されるため、突っ張り棒のように荷物の重量で落下する心配がありません。
クローゼットを新設する場合、壁面クローゼットなら約20万円、ウォークインクローゼットなら約20万円~80万円かかるのが相場です。
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まとめ
クローゼットの種類には、コンパクトな壁面クローゼット、収納力に優れたウォークインクローゼットなどがあります。
施工時の注意点は、湿気や結露などの対策をあわせて講じないと、内部でカビが発生するおそれがあることなどです。
費用は工事の内容次第で、扉を交換するなら約8万円~12万円、ハンガーパイプを取り付けるなら1か所あたり約2万円~4万円が相場です。
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