近年はオフィスや店舗などのテナントを借りる際、保証会社の利用を求められるケースが増えています。
しかし、保証会社の利用には費用が発生するため、どのような仕組みやメリットがあるのか理解しておくことが大切です。
そこで今回は店舗経営の計画を進めている方に向けて、テナントの賃貸借契約で利用する保証会社とはなにか、メリット・デメリットや審査基準もあわせて解説します。
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テナント契約で利用する保証会社とは
保証会社とは、保証委託料を受け取る代わりに、賃料の滞納が生じた場合にオーナーに立て替えてくれる会社のことです。
賃貸物件を借りる際は連帯保証人を立てることもありますが、テナントの場合は会社の代表者が連帯保証人となるケースが多く、住宅以上に賃料の滞納が発生しやすい問題があります。
そこでオーナーが安定して賃料を回収するために、保証会社の利用を義務付けるケースが増えているのです。
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テナント契約で保証会社を利用するメリット・デメリットとは
保証会社を利用すると、信用力を強化できる点がメリットです。
万が一事業が軌道に乗らず賃料が支払えない事態に陥った場合でも、賃料の滞納を避けられる仕組みになっているので、オーナーも安心して物件を貸し出せます。
また、テナント契約は賃料が高額になるため親族であっても連帯保証人を頼みづらく、連帯保証人を立てられないケースもあります。
そのような場合でも保証会社を利用すれば、物件契約を進められる点もメリットです。
ただし保証委託料を支払う必要があり、金額は会社によって異なりますが、初期費用として賃料の0.3~1か月分、その後は年1~2万円程度の保証料がかかります。
また、家賃保証は保険ではないため、立て替えてもらった賃料は保証会社へ返済しなければならず、怠ると契約更新が難しくなる点にも気を付けなければなりません。
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テナント契約で保証会社を利用する際の審査について
保証会社を利用する際は審査を通過する必要があり、以下のようなケースに該当すると落ちてしまう可能性があります。
●賃料が高額なため滞納リスクがある
●テナントの開業資金が少ない
保証会社はテナントを保証しても損をしないかを基準に判断するため、事業の計画性がない場合は滞納のリスクが高いとみなし、審査を落とす可能性があるので注意が必要です。
保証会社への申請には申込書のほか、会社謄本の写しや決算書などの書類が必要で、審査には3~7日程度の日数がかかります。
本人確認のために保証会社からの連絡がありますが、電話に出られない場合はさらに審査期間が延びてしまうので注意しましょう。
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まとめ
保証会社には、テナントとオーナーの安定した契約を続けるための大切な役割があります。
もちろん滞納せずに賃料を支払うことが大切ではありますが、テナントにとっては信用力の強化にもつながるので、保証会社を上手にご活用ください。
(株)横濱長者町不動産は横浜市中区・南区の不動産賃貸・売買を扱う不動産会社です。
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株式会社横濱長者町不動産 スタッフブログ編集部
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