新居探しをしている方の中には、新築物件ではなく中古物件を探している方もいるのではないでしょうか。
中古物件の中にはリフォーム済みの住宅物件も少なくありません。
リフォーム済みの物件を購入もしくは賃貸契約する際はどのようなことに気をつけるべきか、本記事で紹介していきます。
リフォーム済みの物件のメリット・デメリットには一体何があるのか
リフォーム済みの物件を利用する前に、メリット・デメリットを知っておくと物件を購入・借りる際の参考になります。
具体的なメリット・デメリットについてまずは解説していきましょう。
＜メリット＞
リフォーム済み物件は、すでにリフォーム作業が終わっているためすぐに入居することが可能です。
さらに、リフォームされたことにより新築のような状態で住むことができます。
低価格で新居のような場所に住みたいと検討している方には、安く購入することができるだけでなく、築浅の中古物件と比べても設備が新しく広い物件を購入することが期待できるため、メリットが多いと感じる方が多いのではないでしょうか。
＜デメリット＞
デメリットはリフォーム業者がどの程度リフォームをおこなったかによって、住み始めた後にトラブルになってしまうことがあるという点です。
雨漏り、シロアリなどの被害から守るため、内装以外の部分もどのようなリフォームをおこなったか確認しましょう。
メリットの多いリフォーム済み物件に住む際の注意点
リフォーム済みの物件はメリットが多い一方で、検討しなければいけないこともあります。
必ず次の注意点を意識して住むべきかどうかを検討しましょう。
＜実際に物件を目で見て確かめる＞
リフォーム済みの物件は、あくまで古くなった設備を新しくしているだけなので、元は古くなっているということを忘れないようにしてください。
特に畳部屋をフローリングのお部屋としてリフォームしている場合、畳の場所が床で軋んでしまうといった問題や、マンションであれば、上の音がダイレクトで聞こえてくるという恐れがあります。
またトイレ、洗面、洗濯置き場などが構造上の欠点が浮かび上がってくることもあります。
写真だけで判断をすると、住み始めた後に苦労してしまうことも予想されるため、必ず注意点を意識して現地で確認するようにしてください。
＜第三者に住宅診断をしてもらう＞
不動産業者とリフォーム業者が結託している可能性もあり、場合によっては不都合な修繕箇所の報告を怠っている可能性もあります。
本当に問題物件かを確かめるために、第三者の中立的な業者による住宅診断を受けるようにしましょう。
住宅診断を受けることで、建物の安全面などを確認することができます。
まとめ
リフォーム済みの物件は、メリット・デメリットのどちらも存在しています。
実際にこのような物件で住むことを検討している方は、今回紹介した注意点を意識して、失敗しないよう物件選びをおこないましょう。
