不動産売却では、売却方法だけでなく不動産の価値の調べ方や登記の仕方など、事前に確認したいことが多くあります。
しかし、実際にはどこに相談すれば良いか、迷ってしまう方もいらっしゃるでしょう。
日常生活では馴染みのない手続きがいくつもあるため、適切な相談先を把握しておくと安心です。
この記事では、不動産売却に関する相談先を相談内容ごとにご紹介します。
不動産売却の総合的な相談は不動産会社
不動産がいくらで売れるのかを知りたい場合は、不動産会社の査定を利用しましょう。
不動産会社は日々の業務で不動産に携わっているので、不動産の相場がわかります。
また、売却に関する相談も積極的に受け付けています。
場合によっては、司法書士や土地家屋調査士などの専門家を紹介してくれるので安心です。
売却方法がわからず、どこに相談したら良いのか、身近に教えてくれる方がいらっしゃらないという方は、まず不動産会社に相談することをおすすめします。
また、土地の活用方法として、売却するか、貸し出すかを迷っている場合などの相談も可能です。
不動産売却の価値に関する相談は不動産鑑定士
土地の正確な資産価値を知りたい場合は、不動産鑑定士に。
裁判のために土地の価値を知りたい、土地の資産価値を証明したい、相続や離婚による財産分与で揉めている場合などは不動産鑑定士に相談すると良いでしょう。
不動産鑑定評価書は法的効力を持つ書類のため、土地の資産価値を裁判で証明することが可能です。
鑑定には、依頼から1か月程度かかり、30万円前後の費用が生じます。
ただし、鑑定評価額で必ず売却できるわけではなく、買主との同意によって決定した金額が売却価格となるため、あくまで参考と考えましょう。
不動産売却の登記や権利についての相談は司法書士
不動産登記の変更や権利関係に関するお悩みは司法書士に相談しましょう。
土地の所有権を売主から買主に移す所有権移転登記や、ローン完済後におこなう抵当権抹消登記など、権利に関する手続きの依頼がおこなえます。
訴訟額が140万円以下の場合は訴訟代理権も有しているので、低額の裁判なら司法書士に依頼することも可能です。
依頼に必要な費用は所有権移転登記で4〜6万円程度、抵当権抹消登記で1〜3万円程度が相場です。
都道府県ごとに平均報酬は異なるため、日本司法書士連合会のウェブサイトを参考にすることをおすすめします。
まとめ
不動産売却に関する総合的な相談は不動産会社が適していますが、不動産鑑定士や司法書士などに相談するほうがスムーズに進むこともあります。
不動産の正確な価値を知りたい場合は不動産鑑定士、登記の手続きなどは司法書士に相談すると良いでしょう。
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