賃貸を探そうと思ったとき、忙しいシングルマザーは金銭面だけではなくさまざまな不安を抱えてしまうかもしれません。
入居審査において「ひとり親」が妨げになるのではと危惧する方も多いのではないでしょうか。
この記事では、賃貸における入居審査のポイントやシングルマザーが受けられる手当について説明しています。
これから賃貸へお住まいを検討している方、またすでに住んでいる方もぜひ参考にしてください。
シングルマザーが賃貸の入居審査に受かるためのポイント
シングルマザーの入居審査で、ハードルになるものは収入です。
借りた人が、毎月家賃を支払えるのかが重要なポイントになります。
ひとり親は仕事だけに時間を使えず、子どもの年齢や健康状態によっては育児に多くの時間を取られることもあるでしょう。
職業や雇用形態が限定されてしまうことで、安定した収入を得られない方もいます。
家賃は手取りの3分の1以下であることが審査通過の目安なので、それを踏まえ無理のない物件選びが大切です。
もし十分な蓄えがあるならば、通帳を見せることで審査が通過する可能性が高くなります。
ただし、収入面はクリアしても、職業や勤務先、勤続年数なども審査対象になることもあるので安心はできません。
子どもの年齢が審査に影響する場合もあります。
幼い子どもの夜泣きや足音などが原因で、騒音トラブルとなる可能性があるからです。
また、家賃を支払えない場合に備え、支払い能力のある連帯保証人がいることはプラスポイントになります。
思い当たる人がいない方は、連帯保証人の代わりになる保証会社を認めているところもあるので、物件を探す段階からそのことを条件に入れておくとよいでしょう。
審査に通過するためには、手続きの段階から審査は始まっていると認識して、好感が持たれるような服装や振る舞いなどの配慮も大切です。
賃貸に住んだら申請しよう!シングルマザーが受けられる手当の審査
自治体の活動の一環として、ひとり親の家庭の生活面をサポートする目的で支給されるものに「住宅手当」があります。
自治体により名称や内容が異なりますが、主な申請条件は賃貸に住む18歳未満(20歳未満の場合もあり)の子どもを持つひとり親の家庭で、そこに住民票があることです。
また、自ら支払っている家賃が6万円未満であることに加え、前年度の年収が一定額に満たないなどが一般的な条件になります。
まず審査のために申請が必要なので、詳細は住民票がある市区町村にて調べておくとよいでしょう。
シングルマザーのための手当は、国の公的支援制度である「児童扶養手当」や自治体が実施している「児童育成手当」、「児童手当」などもあります。
自分から申請しなければ受けられないので、条件や申請方法をしっかり調べることが大切です。
まとめ
一般的に子育ては大変なものですが、ましてやシングルマザーが子どもを育てていくのは並大抵の苦労ではないでしょう。
子どもを健やかに育てるためにも、手当を受けるのは当然の権利です。
この記事を参考にしつつ、お子さまとともに安定した生活を送りましょう。
株式会社横濱長者町不動産では、横浜市中区・南区の不動産情報を豊富に取り扱っております。
横浜市での暮らしをご検討中なら、当社までお気軽にご相談ください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓